エクササイズ

ダイエット効果を上げる!股関節力UPトレーニング

ダイエット効果を上げる!股関節力UPトレーニング

もっと動きやすい体をつくるためには、股関節の柔軟性に加えて“滑らかさ”が必要です。股関節を滑らかに動かすためのストレッチとトレーニングをとり入れましょう!

柔らかいだけでは足りない?「滑らかさ」も必要!

股関節に適切な柔軟性があると体は動かしやすくなります。しかし、「柔らかい=よく動く」とは限りません。運動を効果的に続けるためには、股関節の“滑らかさ”も必要なのです。
この滑らかさとは、股関節が自然に前後左右・立体的に動き、股関節周りの筋肉と体幹が連動してスムーズに動くこと。股関節周りの筋肉と体幹がうまく連動していないと、動きがギクシャクしたり、股関節周りが詰まった感じがします。ストレッチやトレーニングを行ない股関節が滑らかに動くようにして、運動が続けやすい体をつくりましょう。

滑らかに動くようにするストレッチ レッグサークル 

内回し、外回し各10回、左右各2~3セット

スタート:仰向けに寝転び両ウデは広げる。左脚を天井に向かってもち上げる。
左脚を股関節の付け根から大きな円を描くようにゆっくり回す。

10回まわしたら、回す向きを変えくり返す。反対も行なう。

Point!
回す動きで股関節の可動域をストレッチ。股関節がしっかり動いているのを意識しましょう。もち上げた脚のヒザは曲げてもOKです。脚に引っ張られて腰が反ったり、肩が上がらないようにしましょう。

滑らかに動く股関節にするトレーニング スプリットスタンドアップ 

左右各10回2~3セット

1.壁の横に立ち、左脚を前、右脚を後ろに大きく開く。左手は壁に、右手はお尻に添える。
2.両ヒザともに90度になるまでゆっくり曲げる。ゆっくりとヒザを伸ばして1に戻る。

1・2をくり返して反対も行なう。

Point!
後ろに引いた足のかかとは少し上げましょう。太ももの前側の筋肉ではなく、お尻の筋肉を使います。添えている手でお尻の筋肉が使われているか確認できますよ。


きついと感じた方は…

足幅を狭くすると強度が下がります。

股関節の状態を知り、整えたり鍛えることは、キレイな姿勢や痩せやすい体づくりに大切です。股関節を正しく機能させて、さらに美しくすこやかなボディを手に入れましょう!

教えてくれたのは…

中野ジェームズ修一 先生

フィジカルを強化して競技力向上や生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。青山学院大学駅伝チームをはじめ、多くのアスリートの指導を行なっている。東京・神楽坂にある自身が最高技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。
フィジカルを強化して競技力向上や生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。青山学院大学駅伝チームをはじめ、多くのアスリートの指導を行なっている。東京・神楽坂にある自身が最高技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。

実演してくれたのは鈴木 悠さん

都内スポーツクラブを中心に、ダンス・エアロビクス・サイクル・トレーニングなどのグループレッスン指導を行なう。グループエクササイズのプログラム開発やインストラクターの育成を手掛け、パーソナルトレーナーとしても活動中。