筋肉量の不足や長時間座った状態が続くことにより、足先での血流の循環が悪くなり、指先のあたりにうっ血が起こることで冷えが起きます。冬は夏よりも喉の乾きを感じにくいため、水分の摂取量が減り、体内の水分量が減少。血管内脱水が起き、体が水分を逃がさないように溜め込んでしまうことでむくんでしまいます。悩みを解消するためのポイントは血流循環。脚を冷やさないためには、湯船に入り体を温めるのも効果的。半身浴でもOKです。
ヒールを履くと足首が固定され、筋肉が硬くなります。定期的に脚を動かし筋肉の動きをなめらかにしましょう。
椅子に姿勢良く座ります。右足はかかとを床につけ、つま先を上げ、左足はつま先を床につけ、かかとを上げます。
左右の足を入れ替えて、30回ほど行ないます。ふくらはぎとすねの筋肉を意識しましょう。
脚は他の部位と比べて皮脂が少なく、さらに冬の寒さで血行不良となった肌は、ターンオーバーの乱れにより古い角質層が蓄積し、粉がふいた状態になってしまいます。しっかりと肌を保湿しましょう。また、乾燥ケアは長く続けていくためにも好きなクリームを選び、好きな時間に毎日塗ると良いです。
古い角質を洗い落とし、クリームなどで保湿することが基本です。保湿クリームを手にとって、ふくらはぎから足首、かかと、足裏、つま先まで、手のひらや指の腹で圧をかけながらまんべんなくマッサージ。
チューブ入りのクリームを片足に塗る適量は2FTU、約1gです。ローションなどは500円玉くらいが目安です。(1FTU=人差し指の第1関節ひとつ分、約0.5g)
足裏は少し強めに押して塗りましょう。シワに沿って塗り込むと浸透しやすくなります。
指はつけ根から指先へ円を描くように塗りましょう。
爪の周りは重点的に。根本に向かってマッサージしましょう。
教えてくれたのは…
高山 かおる 先生