教えてくれたのは…
高山 かおる 先生
脚は立っている時に全体重を支える重要なパーツです。顔はきちんとお手入れをするのに、脚のケアはおざなりにしていませんか?脚は目から遠いので、トラブルなどを見逃しやすい部位です。だからこそ顔と同じように、毎日自分の脚を見て触ることが大切。お手入れをしっかり行なう習慣とケア方法の知識をもつことが必要です。
清潔に保つことはもちろん、毎日脚を洗うことで脚の変化に気づくことができ、トラブルを早い段階で見つけることができます。しっかり泡立てて、爪の周りや指の間まで丁寧に洗いましょう。
脚を洗った後、しっかりと足裏を拭かず足指の間に水分が残っていると菌が繁殖するなどによって、足の臭いのトラブルにつながります。柔らかいタオルで指の間や爪の周りも丁寧に拭きましょう。
脚のスキンケアは保湿が主で、お風呂上がりだけでなく普段から保湿効果のあるクリームで保湿を。爪までしっかり保湿をしましょう。
丸くではなく「四角」に切るのが正しい切り方。ヤスリは往復させず、一方向になでるようにかけましょう。深爪はNGです。
重心を均等に脚にかけて立ち、脚のバネを使って歩きましょう。かかとで着地し、親指で後ろに蹴るような歩き方が正しい歩き方です。
足に合わない靴を履くとさまざまなトラブルを招いてしまいます。「足先にゆとりがある」「甲周りとかかと周りが合っている」「指のつけ根が曲がりやすい」靴を選びましょう。