BEAUTY特集

ちゃんとしている?脚のお手入れ

ちゃんとしている?脚のお手入れ

脚のトラブルによって脚が正しく使われなくなると、脚の機能低下につながってしまいます。まずは毎日しっかりとお手入れをしましょう!

教えてくれたのは…

高山 かおる 先生

済生会川口総合病院皮膚科主任部長、東京医科歯科大学皮膚科学講座臨床准教授、足育研究会代表の医学博士。健康な脚を保つ重要性についての著書や講演が多数。
済生会川口総合病院皮膚科主任部長、東京医科歯科大学皮膚科学講座臨床准教授、足育研究会代表の医学博士。健康な脚を保つ重要性についての著書や講演が多数。

脚のお手入れ習慣は顔と同様に!

脚は立っている時に全体重を支える重要なパーツです。顔はきちんとお手入れをするのに、脚のケアはおざなりにしていませんか?脚は目から遠いので、トラブルなどを見逃しやすい部位です。だからこそ顔と同じように、毎日自分の脚を見て触ることが大切。お手入れをしっかり行なう習慣とケア方法の知識をもつことが必要です。

フットケアの6つのポイント

1. 脚を洗う

清潔に保つことはもちろん、毎日脚を洗うことで脚の変化に気づくことができ、トラブルを早い段階で見つけることができます。しっかり泡立てて、爪の周りや指の間まで丁寧に洗いましょう。

2. 脚を拭く

脚を洗った後、しっかりと足裏を拭かず足指の間に水分が残っていると菌が繁殖するなどによって、足の臭いのトラブルにつながります。柔らかいタオルで指の間や爪の周りも丁寧に拭きましょう。

3. 脚を保護する

脚のスキンケアは保湿が主で、お風呂上がりだけでなく普段から保湿効果のあるクリームで保湿を。爪までしっかり保湿をしましょう。

4. 足の爪を切る

丸くではなく「四角」に切るのが正しい切り方。ヤスリは往復させず、一方向になでるようにかけましょう。深爪はNGです。

5. 歩き方・立ち方を正す

重心を均等に脚にかけて立ち、脚のバネを使って歩きましょう。かかとで着地し、親指で後ろに蹴るような歩き方が正しい歩き方です。

6. 足に合った靴を選ぶ

足に合わない靴を履くとさまざまなトラブルを招いてしまいます。「足先にゆとりがある」「甲周りとかかと周りが合っている」「指のつけ根が曲がりやすい」靴を選びましょう。